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9月のおすすめ高配当銘柄(1株投資編)

1年は早いものでもう9月です。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?

夏枯れ相場の8月は大きな波乱は見受けられず、終了し遂に9月の到来です。
9月は株主優待や配当の権利を迎える銘柄が沢山あります。

まさに投資の秋なのです!!

僕の曲がった性格上、王道銘柄はあまり取りあげません。
そんな銘柄あるんだ!っていう銘柄を紹介して行きます。
(別に太字やマーカーにするまでもない)

本日ご紹介する銘柄は日本カーバイド工業(証券コード:4064)です!

僕は動画にするにあたり、「日本カーバイト」と検索窓にぶちこみ検索でヒットせずにモヤモヤした銘柄です。

バイ」ではなく「バイ」です!!!

事業内容は業種としては化学であり、プライム市場に上場しております。

引用元:銘柄スカウターより

収益性が高いセグメントは電子機能製品の部門で利益率は13%強です。
2022年3月期の売上高は470億円で営業利益は31億円。

本日はこの日本カーバイド工業についてご紹介して行きます。

目次

配当利回り5%超で安値水準

まず日本カーバイド工業の直近の株価と配当利回り等を見て行きます。

引用元:株探より

9月2日の終値は1260円のため12万円前後で買えます。
配当利回りはなんと5.16%とかなり高い水準です。

3月が本決算の銘柄であり、9月は中間配当がもらえます。
金額にすると中間配当は30円です。

優待は残念ながらありませんが、とても配当利回りは高くて魅力的ですね。

引用元:銘柄スカウターより

配当も近年は増配傾向にあり、過去10年間は配当金を減らしていない所も素晴らしいです。
また、配当性向についても昨年の実績配当性向は26%なので無理して配当を出している訳ではありません。

にも関わらず株価は下落しているのです。

引用元:株探より

過去1年間は赤線で記した通り、1230円〜1500円のレンジで推移しておりました。

しかし、8月29日に安値1221円の年初来安値を記録し大きく下落します。
9月の権利が近いにも関わらずです。

なぜ、下落したのか背景を続いて説明します。

なぜ株価が下落しているのか

これは明確に理由があります。
8月26日にその材料は発表されました。

株式の売出の発表がされました。
元々、日本カーバイドを保有している大株主が株を売るという発表です。

これにより市場に流通する株式が増え、需給が悪化することが懸念され8月29日に株価は7%強下落しています。

個人的には増資ではないので1株純利益が減る訳ではなく、政策保有株式の削減という意味合いもあるのでそこまでネガティブ考える必要はないかと捉えています。

日本カーバイドはプライム市場の上場を維持するために、流通株式時価総額が未達であり、それを達成するために政策保有株式については削減すると企業として事前に意思表示をしております。

ではそんな中で魅力に感じているポイントを3つお伝えしたいと思います。

魅力に感じる3つのポイント

指標面で見ると割安水準

先ほど配当利回りの部分でも見えた見えたと思いますが、まず指標面などから見てかなり割安と言える水準です。

引用元:バフェットコードより

株価収益倍率であるPERは5.1倍です。

PBRも1倍を割れる0.4倍です。

どちらもかなり割安水準と言えるのではないでしょうか。
PERとPBRを掛け合わせたミックス係数も約2倍となっており、これはかなりの異常値です。

配当利回りが5%を超えており、各指標も割安水準というまさに走攻守の3拍子が揃った銘柄だと思います。

配当性向を30%と開示している

これもかなり大きいと思います。
毎年の推移で配当性向が30%となんとなくで決めるのと、会社として30%と宣言しているのでは安心感が違います。

実は日本カーバイドが配当性向を30%にしたのは最近です。

引用元:中期経営計画より

2022年度から配当性向を30%と宣言したことが分かります。
過去を見て行きますと20%を切っている年もあるので、株主還元方針を変更したことが伝わりますね。

この株主還元方針を少なくても2022年度〜2025年度までは維持していく方針なので、配当性向30%を3年間は期待して持てるというのも大きな魅力のポイントだと思います。

円安の恩恵を受けやすい

ここまで来ると気になってくるのは業績です。
正直なことを申し上げますと業績自体は絶好調ではないです。

引用元:株探より

売上高こそ増収ですが、営業利益は減益しています。
流行りの原材料高の影響や半導体不足などが影響している様です。

ただ、ここで見ていただきのが最終損益です。
実は増益予想を立てております。

なんか臭うなと思って決算の内訳を見て行きました。
本来は経常利益に乗っかる部分ですが、少し安心材料を見つけました。

それが為替差益です!

日本カーバイドはどうやら円安で恩恵を受ける銘柄の様です。

詳しく決算短信を見比べて見ましょう。

引用元:決算単短信より

細かくて恐縮ですが左側が22年度の決算短信・右側が23年の第1四半期終了後の決算短信です。
赤枠で囲った部分ですが、為替差益が計上されています。

22年度は1年間で6億8000万円です。
イメージが湧きにくいと思いますので、日本カーバイド工業が1年で稼ぐ営業利益を見て比較します。

22年度の営業利益は31億円です。

それに対して為替差益だけで6億8000万円は大きいと思いませんか?

では23年の第1四半期の為替差益を見て行きます。

なんと四半期だけで3億2200万円です。

このペースで行くと下手すると去年の倍近くの為替差益が見込める可能性もあります。
しかも最近では遂にドル円が140円を突破しました。

円安トレンドはまだ続いています。

ここを考えると多少収益が落ち込んでも、為替差益で今年は少なくともカバーでき高配当の割安株として魅力的だと思います。

まとめ

今回は証券コード4064の日本カーバイド工業について紹介しました。
しつこい様ですが、バイトではなくバイドなのでお気をつけください。

通常高配当銘柄や優待銘柄は権利の当月には既に上昇していて、投資妙味が少ないと考えています。

しかし、カーバイドは売出の影響で株価が大きく下落し年初来安値水準と面白い値位置になってます。
優待こそないですが、利回りも5%を超えておりPERやPBRも割安です。

投資金額も12万円代と大きな資金を必要とせず、財務も問題ないのであまり欠点がありません。

また業績についても減益ではありますが、目先の為替差益でカバーしてくれる点と配当性向30%を宣言していることで適切な株主還元を今後も期待したいして1株投資をしていく銘柄として悪くない高配当銘柄と考えます。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m

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