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時価総額よりもキャッシュが多い超高配当銘柄

久しぶりになんだこの会社って銘柄を見つけました。
クリップコーポレーション(銘柄コード:4705)という会社です。


2022年8月31日時点での時価総額が35億円
それに対して、会社の保有する現預金は37億円


ん?
どういうこと?
現預金が会社の時価総額を超えています。


つまり、クリップを丸ごと35億で買収したら37億の現預金が手に入ります。
こんなの勝ち確じゃんって思っちゃいますよね。


しかも配当利回りは5.79%!!

引用元:バフェットコードより

えっなにこの銘柄って普通に思いました。
さぞかし業績がやばいのかとか裏があると考えましたが、特にこれといった物は見当たりませんでした。

10万円以内で買える高配当株であり、地味ではありますが永久保有しても良いと思える高配当銘柄だと思えたのでご紹介して行きたいと思います。

目次

クリップの事業内容と業績

ではまずクイックがどの様な企業かご紹介します。
設立は昭和56年で愛知県を基盤とした学習塾を展開しております。
いわゆる教育関連銘柄ですね。

引用元:ホームページより

教育事業やその他のセグメント構造としてはサッカー教室も開いているのが面白いです。
今年はカタールでW杯も行われますので隠れW杯銘柄とも密かに思ったりもします。

引用元:銘柄スカウターより

セグメント別の収益構造からもみて分かる通り、22年3月期の営業利益は教育事業(3億)に集中しています。
スポーツのセグメントがサッカー教室に該当しますが、900万という僅かな利益にとどまりますのでサッカーブームが起きたとしても業績に与える影響は軽微です。
(教室を運営する事業で子供の人数も限られるから)

四半期毎の業績の変動を見て行きますと学習塾関連の背景もあり季節性があります。

引用元:株探より

1月〜3月と7月〜9月にかけて稼いでることがわかります。
冬季講習や夏季講習などで利益を上げていることが想像できます。

年単位の業績の推移で見て行きますと、、、

引用元:銘柄スカウターより

少子化の影響もあり2007年から見ますと、営業利益は3分の1以下になっております。
2017年を底に今の所、業績の悪化に歯止めがかかった様子は見受けられます。

学習塾関連の銘柄は先行きは決して明るい訳ではないですが、クリップについては業績が下げ続けていた状況下での株主還元に強い意志を感じたので安心して保有できる高配当銘柄だと考えています。

詳細は次の所で記します。

高い配当性向が信頼の証へ

一般的に配当性向が高い銘柄は、将来の減配リスクや増配の余地がない為いい意味で語られることは少ないと思います。

しかし、高い配当性向を維持し続けて配当金を減配しない・高配当を維持し続けるとなるとどうでしょうか?

僕は株主還元をしっかりしてくれる企業だと捉えます。

毎年100万稼いで10万を株主に還元する会社と毎年50万稼いで20万を還元する会社

どちらが株主にとって良い会社でしょうか?
※成熟期の企業として

基本的には後者を選ぶと思います。


日本の企業は何かと理由をつけて、現預金に溜め込み株主還元しない企業が多いです。
その点でクリップは長きにわたり高い配当性向を維持し、株主に配当還元を行っています。

引用元:銘柄スカウターより

22年の実績配当性向は76%とかなり高い水準です。
今期の23年予想配当性向も同様に76%です。

更に2019年〜2021年を見ていくと強い意志が分かってきます。

引用元:株探より

21年3月の実績では23円の利益に対して40円の配当金を出しています。
19年についでも34円の利益で40円を配当として還元してます。
コロナの影響もあり、業績を落とす場面もありましたが配当金を40円以下にはしない強い意志を感じます。

厳しい状況にも関わらず配当金を出し続けて財務は本当に大丈夫なのか?
気になる答えは貸借対照表に隠されているので次に記します。

高配当を維持する体力も問題なし

配当性向が100%を超える年もあり、俗に言うタコ配と言われる銘柄のため気になるのは財務状況です。
そこでクリップの財務状況について見て行きたいと思います。

まず自己資本比率の推移です。

引用元:株探より

20年3月期からの推移で見て行きますと80%を超えています。
加えて有利子負債倍率もほぼ皆無を言って良い水準です。

直近のクリップの総資産は57億円です。
では資産の詳しい内訳を続いて見て参ります。

引用元:決算短信より

なんと総資産57億のうち現預金が37億円です。

自己資本80%強・現預金37億・時価総額35億

この様な目線で見ますとかなりお宝感が出てくると個人的には思います。
配当性向が高いのは気になりますが、クリップは配当を出す余力があることを更に示します。

引用元:決算短信より


これはクリップが45円の年間配当で株主にいくら還元しているかの金額です。
赤枠の配当総額が1億6000万と記載があります。

現預金が37億ある中で1億超の配当と考えると、まだまだ体力がある会社だというのもよくわかりますね。

以上のことを踏まえて、クリップコーポレーションは配当還元が強く金庫株のニュアンスで中長期で保有するには申し分のない高配当銘柄だと個人的には思います。

この様な分析はマネックス銘柄スカウターを日々使い続けることで直感的に見つけることができます。
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それでは本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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